【だーちゃコラム9月号】自己肯定感を育もう!
こんにちは!だーちゃらぼです🦊
夏休みはいかがお過ごしでしたか?
若者の居場所だちゃカフェでは、夏休みにサンシャインで出張開催をしたり、
小学生のフリースクールでは、夏祭りを開催したり。
しぶとい暑さを楽しく過ごすイベントが盛りだくさんでした。
今月は前回に続き、大人と子どもの自己肯定感の育み方に関わるキーワードについて特集します。
自己肯定感とは、自分のことを積極的かつ肯定的に評価できる感情を意味し、自己肯定感が高い状態とはありのままの自分を肯定し、「自分はかけがえのない存在」として認めている状態を指します。
7月号のコラムで自己肯定感を測るチェックリストを紹介しています。
自己肯定感を育てることは自分をプラスに認知して生きることへとつながり、少し辛い出来事やストレスがかかるようなことがあっても、将来に向かっての期待、大きな希望を持ち「自己コントロール」が出来ます。
前回のチェックで得点が低かった人や、もっと得点を高くしたい人のために、今回は自己肯定感を高めるための心理学を応用した工夫を簡単にご紹介します!
★リフレーミング(言い換え)
日頃から自分のことをネガティブに捉えすぎていませんか?リフレーミングとは、ある出来事や物事を今の見方とは違った見方をすることで、それらの意味を変化させて、気分や感情をポジティブに変えることです。事実を曲げるのではなく、捉え方を変える、違う言い方をしてみるというところがポイントです。
例)『受験で失敗した』→『次のチャンスに向けて頑張ろうと思えるから、失敗しておいてよかった!』
★フロー体験(没頭)
フローとは、時を忘れるくらい、完全に集中して対象に入り込んでいる精神的な状態のことです。人は何か作業に“全集中!!”している時には、後悔や不安などによるネガティブな考えが進まず、幸福感が増すと言われています。好きな趣味や、単純な家事作業、課題などに没頭する時間を一日のどこかに積極的に取り入れていきましょう。
★マインドフルネス(瞑想)
既に起こった過去の出来事について、もう事実を変えることは出来ないのに「もっとこうすればよかった」と後悔したり、これから起こるかどうかわからないような将来のことについて「無理かもしれない」と不安になる、といった考え方が習慣になって自己肯定感が下がってしまうことがあります。マインドフルネスとは、過去の経験や先入観といった雑念にとらわれることなく、身体の五感に意識を集中させ、「今、瞬間の気持ち」「今ある身体状況」といった現実をあるがままに知覚して受け入れる心を育む練習のことです。日常の中に、ほっと一人で一息つける時間をみつけて、普段より深い呼吸を意識しながら、「今の自分はどんな状況で、何を感じているか」に注意を向けてみましょう。
****
いかがでしたか?
だーちゃの活動では、遊びや何気ない作業の中にもフロー体験が生まれるよう工夫したり、活動中の会話の中でリフレーミングやマインドフルネスを体験できるよう促しています。
生活の中のちょっとしたひと工夫が、直接触れにくい自己肯定感の向上のキッカケになることがあります。
引き続きだーちゃコラムでは皆様が実践できるような工夫を紹介していきますので、お楽しみに。
***
0コメント