【だーちゃコラム5月号】環境変化によるストレスについて
みなさまこんにちは,だーちゃらぼスタッフ🦊です。
新年度が始まって一月経ちました。少し緊張が緩み、疲れが出やすい時期ですが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。新茶を飲みながら、くつろぎのおうち時間もどうぞ大切にしてくださいね。
今回のだーちゃコラムは
『環境変化によるストレス』
がテーマです。
人は、人生の節目節目(進学や就職、結婚、子どもの誕生、転勤など)で環境の変化を体験します。
例えば適応障害とは、こうした環境の変化から発生するストレスによって、心身に不調があらわれ、社会生活に支障がでる状態のことをいいます。
症状としては、抑うつ気分や不安を伴い、身体症状としては頭痛、けいれん、腹痛、吐き気など、行動としては遅刻や欠席などの変化が起こります。新社会人や新入生の五月病はその代表といえます。
適応障害は、精神疾患としては軽度の部類に入りますが、うつ病を始めとする病気の入り口になることがあり、軽く考えるのは危険です。自分、あるいは子どもを見ていて、「おや?」と気になることがあれば、早めに専門家に相談してください。
新しい環境で周囲からのサポートが得られにくく孤立していたり、多忙な環境であれば、適応障害になりやすいともいわれています。早期に適切な対処や治療をすれば、回復への道は早いともいわれています。
症状を軽減する方法としては、本人のストレス耐性を上げる・周囲のサポートを得る・ストレスそのものの軽減するといった自分なりに工夫できることや、心療内科や精神科での薬物療法があります。どれが合うか、探りながら対応を考えていきます。
<あなたのオリジナル・ストレス対処法>たくさん書き出してみましょう!
ほっと一息,リラックス方法(例:いつもよりゆっくりお風呂)
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活動的にストレス発散!(例:一駅分をウォーキング)
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困った時に相談出来る相手(例:学校の担任の先生)
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あらかじめたくさん対処法のバリエーションを持っていると,
困ったときにいろいろと試行錯誤出来ます。
5月は自分にあったストレス対処法をたくさん探してみましょう!
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フリースクールだーちゃでも,新学期や長期休み明けのプログラムとして,ゆったりとした「お茶会プログラム」を実施しています。長期休みにどんなことをしていたか振り返りつつ,新学期に向けて心の準備をするための対話をする時間です。
いま困っていること,うまくいかないなと感じていることを言葉にするのは,大人でも難しいです。ですが,周囲のサポートを得たり,ストレスに気づくことはとても大切なことです。
スタッフや子ども同士での対話と通して「いまの自分の状況」を言葉にしていくスキルを身に着けてもらう,というねらいをもって,お茶会プログラムを導入しています。
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