【だーちゃコラム6月号】自然を生活に取り入れて心をリラックス
「グリーン・アメニティ効果」という言葉を聞いたことはありますか?
グリーン・アメニティ効果とは、植物によって人々の心が癒され,ストレスの緩和や,空間の快適性が向上する効果など,植物と関わることで得られる心理的効果のことです。
植物は見た目の美しさだけでなく、リラックス効果や空気清浄効果があり、オフィスや学校などの環境改善に用いられています。
また、グリーン・アメニティに関する研究では面白い結果が得られています。
🔸台湾の中学校で,教室内に植物を配置したところ,生徒の欠席時間と非行による注意回数に減少がみられた。
→校内に子どもたちの心のやすらぎが増えることで、生徒指導の改善がみられた。
🔸日本の高校生を対象に行われた研究では,植物を配置することで「植物のまわりで話すようになった」など,コミュニケーションの促進につながった。
→家の中に植物を置くことで家族の会話が増えるかも。
他にも、作業の生産性があがる、植物の世話をすることで幸福感が増幅するなど、たくさんのメリットがあることがわかっています。
🍀おすすめの植物
日頃忙しいみなさんにおすすめするのが、あまり手をかけなくても成長を楽しめる植物です。ぜひ、ガーデニングショップや花屋などでお気に入りの子を探してみてください。
・多肉植物🌵
サボテンの仲間で、ぷっくりとした葉が可愛い多肉植物。葉に水分が含まれているので、水を頻繁にあげなくても育ちます。また、多肉植物は“葉挿し”といって、葉っぱだけをちぎって土の上に置いておくと、葉の付け根からまた新しい個体が生まれてくるので、増やすのも簡単です。
・エアープランツ🍃
名前の通り、あまり光や水を上げなくても、空気中の水分だけで生きられる植物です。パイナップルの葉の様な形をしているものが多く、比較的低価格で手に入ります。空中にぶら下げておいたり、可愛いガラス容器にいれたりして、鑑賞することができます。
・サンスベリア🪴
別名「虎の尾」ともいわれる、模様の入った長い葉っぱが特徴の植物。空気清浄効果があると言われており、みずやりもあまり必要ではありません。サンスベリアの一番の魅力は種類の多さとバラエティ豊かな樹形です。大きく育つものもあり、存在感があるので、部屋の雰囲気もぐっとおしゃれになること間違いなし。
・野菜や果物の再生栽培🍍
再生栽培とは、野菜のヘタや芯を利用して、食べ終わった野菜をもう一度栽培して収穫することです。環境にやさしいリボベジ(リボーンベジタブル)として、最近注目を集めています。再生栽培するときは、水耕栽培をして育てるので、コップなどの容器があれば始められます。水耕栽培で育てて収穫してもいいですし、場合によっては土に植え替えをして、さらに育てることもできますよ。苗を買いに行かなくても手に入るのですが、完全な実や野菜が再びできるのには時間や手間がかかります。
☆再生栽培が可能な植物:豆苗、キャベツ、パイナップル、ブロッコリー、たまねぎ、ねぎ、小松菜、にんにく、アボカド、さつまいも、などなど
植物の効果が得られるように、視界に入りやすい場所に置くことがポイントです。
みなさんもぜひ、試してみてください!
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